さらに凄いDC-HSDPA方式

イー・モバイル(イー・アクセス)は、下り最大42Mbpsの通信サービス「EMOBILE G4」に対応したUSBデータ通信端末「GD01」を8月18日に発売します。
pocket wifi「GD02」は7月28日に発売されています。
やはりこれからはpocket wifiの時代ですね。
価格面でも固定回線を引くより安く使えるケースもあり、今後のシーンも増えそうです。
もっとも安い価格プランでは3,880円定額もあります。

下り速度の最大値である42Mbpsですが、実際はどれほどのスピードがでるのでしょうか?

今回の目玉である「EMOBILE G4」。
現在の3G方式からさらに発展した次世代通信ですが、具体的には「DC-HSDPA」方式を採用しています。

「DC-HSDPA」方式というのは、もともとHSPAで使っている通信帯域を二重に使って倍速通信を行う。というものです。
テレビなどでも「倍速表示」など良く耳にしますが、あれと一緒ですね。
ちなみに、「DC」というのは“Dual Cell”の略で、セルを二重にするという事なんですね。

国内携帯は2Gで使われていたPDC方式を終え、docomo、softbank、イー・モバイルがW-CDMA方式を採用、auはCDMA2000 1x方式です。
W-CDMA方式の進化版がDC-HSDPA方式です。

Release8の主な追加規格として、正式にはDual-Cell HSDPAという名称で公表されています。

今までの3GであるHSPA方式を二重に重ねる事で搬送波を2つ同時に受信、単純に速度も倍加します。
従来のHSDPAで5MHz幅単位で利用している帯域について、通信ピーク時に隣接している2つの帯域を利用する技術により最大で2倍程度の速度通信できようになります。
基地局の切り替えに要する時間も2ミリ秒~10ミリ秒という単位で行うため、データ転送量が増加した時に隣り合った2つの帯域を同時に利用する。という仕組みになっております。

現在のHDSPA方式でも21Mbpsまでスピードを向上させる事はできると見込まれていますが、これからの技術向上に期待です。